自我をWIKIで調べてみました。


自我
自我(じが)は哲学および心理学における概念。
自我 (ドイツ語 das Ich, 私とも)は自己意識ともいい、イマヌエル・カント 批判哲学および超越論哲学において、自己を対象とする認識作用のこと。超越論哲学における原理でもある。初期フィヒテの知識学においては、自我は知的直観の自己定立作用 (Selbstsetzung) であり、哲学の原理であるとともに唯一の対象である。自然はこれに反定立される非我 (das Nicht-Ich) であって本来的な哲学の対象ではない。したがってフィヒテにおいては自然哲学の可能性は否定される。これに対し、他我 (das Anders-Ich) と呼ばれる個別的人格の可能性は、非我と異なり道徳性において承認されかつ保証され、この構想はフリードリヒ・シェリング シェリングおよびゲオルク・ヘーゲル ヘーゲルから様々な点で批判された。一方フィヒテ自身もこの自我概念にあきたらず、後期フィヒテにおいては自我は我々(das Wir)および絶対者 (das Absoloute) の概念へと展開される。

自我同一性
『自己同一性』より : 自己同一性(じこどういつせい、セルフ・アイデンティティ(”Self Identity”))とは、自分は何者であり、何をなすべきかという個人の心の中に保持される概念。自我同一性(じがどういつせい)ともいう。エリク・エリクソン(E・H・Erikson、1902年- 1994年)による言葉で、青年期の発達課題を語るキーワードである。彼の論文集の邦訳で、同名のタイトルのものもある。
この概念は、エリクソン自身が、その生涯を通して自らのアイデンティティー アイデンティティに悩んだことから、生み出されたとされている。ローレンス・J・フリードマン著『エリクソンの人生』によると、エリクソンはユダヤ系の母親の初婚の相手との間の子で金髪碧眼であり、再婚相手のドイツ人医師の風貌とは似ても似つかない容姿であった。そのために自らのアイデンティティに悩んだという。しかし、実は、母の初婚の相手との結婚生活はごく短期間で、エリクソンはその間の母親の不倫相手との間の子どもであったらしい。実の父は写真家であったらしいが、エリクソンの晩年に至るまで存命だった母親は、終生ことの真相を明らかにしなかったという。自分は誰で、どこにその存在の根を持っているのかという疑問が、彼の自らの心の探求の原点になった。

自我心理学
自我心理学(じがしんりがく、ego psychology)は、ジークムント・フロイト フロイトの自我・超自我・イドという構造論のうち、自我の機能を重視し、研究を発展させた精神分析の一学派。代表的な研究者に、自我の防衛機制を整理・分類したアンナ・フロイト、自我の適応機能を重視したハルトマン、心理社会的発達段階を仮定したエリク・エリクソンがいる。
フロイト派心理学 しがしんりがく

自我自我

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