MSXをWIKIで調べてみました。


MSX
MSX（エム・エス・エックス）とは、1980年/90年代に西和彦によって提唱されたパソコンの共通規格の名称である。MSX、MSX2、MSX2+、MSXturboRの4つの規格があり、これら4つの規格をまとめてMSXと呼ぶ事から、初代MSX規格を特にMSX1と呼ぶ事が多い。また、MSX規格を満たしたパソコンの事も一般的にMSX、またはMSXパソコンという。
ファイル:MSX-Hit Bit HB-75P.jpg thumb 350px ソニーのMSX 1 コンピュータ 「HiT BiT」
1980年代初頭、日本国内のホビーユースのパーソナルコンピューター（ホビーパソコン）では、別売りで高価だったDOS (OS)は一般的には利用されておらず、シャープを除くほぼ全てのパソコンにマイクロソフト社のBASICインタープリターが組み込まれていた。しかし、同じマイクロソフト社のBASICであっても各社各機種の能力を引き出すために改良が加えられ、俗に言うBASICの「方言」があり、互換性が著しく低かった。そのためソフトウェアは各機種専用に用意されていた。

MSXのゲームタイトル一覧
MSXのゲームタイトル一覧（エムエスエックスのゲームタイトルいちらん）
日本でMSX・MSX2対応のゲームソフトを発売した年代順に表記する。価格はメーカー希望標準価格で、1989年4月1日以降は消費税抜きの価格である。
アドベン・チュー太（ROM:4800円）
おてんばベッキーの大冒険（ROM:4800円）
ジグソーセット（ROM:4800円）
NYOROLS（ROM:4800円）
ファイナル麻雀（ROM:4800円）
ロンサム・タンク進撃（TAPE:3500円）
HAL研究所
スーパースネーク（ROM:4800円）
スーパービリヤード（ROM:4800円）
スペースメイズアタック（ROM:4800円）
ピクチャーパズル（ROM:4800円）
ぶた丸パンツ（ROM:4800円）
フルーツサーチ（ROM:4800円）

MSX2
『MSX』より : MSX（エム・エス・エックス）は1983年にアメリカ合衆国 アメリカのソフトウェア会社マイクロソフトと日本の出版社アスキー (企業) アスキーによって提唱された、ホビーパソコン 家庭用コンピュータのハードウェア、およびソフトウェアの共通規格の名称である。またこの規格にのっとって作られたコンピュータ群の総称として使われることもある。
ソニーのメモリースティックに型番としてMSXと付けられたものがある(PRO/PRO Duo)が、これと関係は全くない。同様に、VAIOのC1シリーズにMSX型番のものが存在していたが、これもMSXとの互換性や関連は無い。
MSXには 家庭用電気機械器具 家電メーカーなど、家庭用パソコン市場に参入した経験を持つ企業、又は参入を計画していた多くの企業が賛同し、そのうち日本電気 NECやシャープ（日本国内）などのパソコンのブランドを確立しているところを除いた企業が製品を発売した。

MSX・FAN
MSX・FAN（エムエスエックスファン、略称Mファン）は、徳間書店インターメディア（略称TIM　現徳間書店）発行の、MSX専門のコンピュータ雑誌。
1987年3月創刊、1995年7月休刊。
月刊誌で通常は毎月8日発売（月刊での発行は1993年2月まで。1993年3月より隔月刊誌に変更）。雑誌だが、付録ディスクがつくようになった後の発行形態はムック (出版) ムック。
創刊前の仮称は、M-COMマガジン。
ゲーム情報と投稿プログラムがメインの雑誌で、ライバル誌はMSXマガジン。
MSX FANと書かれることが多いが、正しくはMSXとFANの間には中黒が入る。
廉価版MSX2である、松下電器産業 松下電器の「A1」シリーズ/ソニーの「F1」シリーズの発売後に創刊。最初に特集したゲームは日本ファルコムの『ロマンシア』『ザナドゥ』など。

MSX-DOS
MSX-DOS（エム・エス・エックス・ドス）とは、アメリカ合衆国 米マイクロソフト Microsoft社が1984年に、当時の8bitパーソナルコンピュータであるMSX規格向けに開発した、CP/M上位互換のDOS（ディスクオペレーティングシステム）である。
MSX-DOSは、アスキー (企業) アスキーとMicrosoft、国内家電各社などを中心として、1984年に策定されたホームコンピュータの統一規格「MSX」のシステム環境、OS（オペレーティングシステム）環境として、MSX-BASICと共に開発された。
OSとしては、当時80系(Intel 8080系)CPUを搭載したコンピュータで広く利用されていた米デジタル・リサーチ Digital Resarch社開発のCP/M80との上位互換性を確保したクローンOSの一種である。構造的にはCP/M 1.4相当の機能に、当時すでに普及が始まっていた86系(Intel 8086系)コンピュータ向けのMS-DOSのVersion 1.25で用いられていたFAT12と互換性を持つファイルシステムを採用。

MSXMSX

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